おふとんの外へ

外へ出て見たもの 感じたこと

あの湯屋へ。/ 手打そば処 小松屋

バスで <積善館>の最寄りのバス停

<四万(しま)温泉>に着いたのが12:30

 

チェックインの15:00まで

温泉街でブラブラ暇つぶしという贅沢

 

お天気アプリによると このあたりでは前夜に雪が降ったらしいので 寒さが本当に心配だったけれど

(The North Faceのダウンみたいな本気のアウターを持っていない)

バスを一歩降りて安心した

 

なんならお昼の群馬より

ビル風の吹く朝の東京の方が寒くなかった?

という程度の寒さ

 

降りて辺りをぐるっと見渡すと 東京とのえらい違いに群馬に来た実感が湧く

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山・川・川音・雪・ポツポツ見える旅館・ちょっとした温泉街

人も建物も多いわけではないけど 寂れた物悲しい雰囲気は無く のどかで心落ち着く

 

東京駅からバス一本でこんな場所に来られる不思議

そうか 今や日帰りないし1泊で行けてしまう場所のラインナップって 私が思っていたより遥かに多いのかもしれない

 

よし まずはご飯ご飯 (朝ご飯食べずに出てきた)

 

ささっと宿に荷物を預けて 宿の目の前にのびる<落合通り>へ

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ごく短い商店街だけれど お蕎麦屋さんが2軒隣り合わせているのはGoogle Mapでチェック済み(Map上のオンライン旅行 大好き)

 

せっかくこのあと湯治宿に泊まるのだから

お昼からヘルシーを意識してみる

=蕎麦

 

お店の前まで行くと2軒のうち1軒が臨時休業だったので 迷う手間が省け<手打そば処 小松屋>さんへ

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慶応元年創業という こちらもかなりの歴史があるお店

小上がりの座敷席がとても落ち着く

店内で製粉したこだわりのお蕎麦が食べられるとのこと

 

私は<舞茸天と豚せいろ>というメニューを注文してみた

結論 大正解だった

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舞茸天はちゃんとサっクサクで 一番外側はもはやカリカリとさえ言える

温かいつけ汁の中にはネギやしめじの他に 角煮のような味染み豚がゴロっと2つも

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豚せいろと聞いて 出汁要因の薄い豚バラが数枚入っているのを想像していたのに

実物がメニュー表からのイメージを超えて来る幸せ

 

つけ汁もほっとする味で

濃いと分かっていても そば湯で割る前からちびちび飲んでしまった

 

群馬旅 いい出だし

 

ちなみに私が注文を終えて料理の到着を待っていた12時半過ぎ頃には この日の分のお蕎麦が終わってしまったようだった

 

事前にネットでどれだけ調べても 実際に行ったら やってない/早く終わっているのは旅行あるある

 

道草せず 最初にお蕎麦屋さんに入ってよかった

今日はセーフ

 

 

(2024.2)